マウスと私
放置も甚だしいので思いついたネタでも
昔々今よりもネトゲに費やす時間が多かった時期がありまして、特にROなんぞでマウスでポチポチクリックしまくってマイクロスイッチをすぐヘタらせることが特技ですとも言えるような頃はよく手首が腱鞘炎になって困り果てていたものでした。
もちろんネトゲ何ぞすっぱりやめてしまえばそんな悩みもなくなるわけですが、ネトゲ内部での人との交わりやゲーム自体の魅力を早々簡単に放棄できるわけもなく「そうだ、手に合うマウス探せば良いんじゃね」という思考に至るわけでございます。
当時はクソ怪しい中古PC販売店に勤務していたこともあり、下取りや廃棄依頼でじゃんじゃか古いPCに付属してマウスが会社へ持ち込まれるわけですが、会社も興味があるのは整備して中古として販売できるPC本体でマウスやキーボードはゴミ扱いでしたので、一言これもらっていきますね?といえば大抵の品物は譲ってもらえるような環境だったこともあり、おっこれいいじゃないか!と思うものは片っ端から持ち帰っては一人マウス品評会を重ねた結果、お眼鏡に合うマウスは一つも出てきませんでした。
そりゃそうですよ持ち込まれるのは大抵業務用のPCなわけですからそれに付属しているマウスなんてミツミのECM-S5001系のOEMか、それを中華がパクったんじゃね?って言うような出どころの怪しいものだとか、マイクロソフトのエクスプローラー系の古いやつだとかと、いわゆるエルゴノミクス的なモノは皆無で年に一品程度、形状は素晴らしいかもしれないけど外装はボロボロかテッカテカになるまで使い込まれた歴史を感じさせるやつしかないわけです。
え?じゃあなんでお前そんなダメそうなマウスを片っ端から貰って帰っていたのかってツッコミもあるかと思いますけれども、それはアレですよ万に一つ手に馴染む奇跡を信じて可能性はゼロではない!無限だ!なんていつもマウスを持ち帰る変な人と思っていただろう同僚に言い訳をしていたような記憶もあったりしますね。
そんなこんなで時折訪れる腱鞘炎と戦いながらネトゲに勤しんでいたのですが、ある日近所の量販店で見つけたマウスに衝撃を覚えたのであります。そいつの名は「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000」
いや似たような名前でいくつか種類があるんですよ、たしかMicrosoft Wireless Laser Mouse 7000は充電ステーション付属で電池室にバルクな黄緑の充電池がはいっていたやつで最初に買ったのはたしかこっち。後続でV2.0が出てそちらは充電ステーションの無いMicrosoft Wireless Laser Mouse 6000を購入。こちらは普通に電池を取り替えて使うタイプでしたが形状は一緒。更に後続の製品が出たもののそれはマウス自体の形状が変わってしまって萎えたので買わずじまいでしたね。この7000及び6000に手を載せた時のハマり具合が絶妙でゲームの起動なんか忘れていつまでも無駄にマウス操作をしたくなるくらいの感動を覚えたものですが、最強の握り心地もちゃんと弱点もあるものでして、まずはMicrosoft Wireless Laser Mouse 7000の充電ステーション、これはホントだめでした。マウスの自重で充電端子と接触するのですけれども、こいつの接触があまりにもお粗末で一日使い終わってステーションにセットして寝て起きてみると充電がなされておらず、仕方なく内蔵の充電池と普通の単4電池を取り替えて使ってみるも電池の消耗が結構激しいもので月2回は電池を取り替える羽目になり、充電ステーションでの充電運用に戻してセットした上から重しを載せてとか、ニッケル水素電池だからエネループでもいいんじゃね?ってことでエネループの単4充電器セットまで購入して電池をローテして使ってみたりとまずバッテリー問題には相当泣かされましたね。また古き時代のワイヤレスあるある2.4GHz帯の無線LANと干渉しているのかカーソル動かねぇぇぇぇぇ!!!が起きたり、外装のコーティングが割と貧弱なため開封後2年経たずにボロボロと剥がれ落ちてきて見た目が非常に汚らしかったため外装を#1000の紙やすりでやすったりと涙ぐましい努力をしながら使い続け、気づけば同形状のマウスが手元に3台まで増えて、もう一生をこいつと添い遂げるんだくらいの覚悟があったのですが、やはりモノは使えば消耗しますし、先に挙げた弱点も相まってそれからまた数年後には自分に合うマウスを探す難民となっていたのでした。
今でも手元にあるMicrosoft Wireless Laser Mouse 6000を握ってみるとあーこれこれこれなんだよこれぞ最強の握り心地だぜと思う反面、重量や形状的にはゲームには向かないような気もするけどやっぱり握り心地が良いからこれでゲームしたら快適なんだよなあ、中身HackしてUSB有線マウスに改造できねえかなあ?なんて思い悶々してしまいますね。
それはさておき難民となった私は新たな新天地を探すわけですが、エルゴノミクスだのゲーミングだのいろいろなマウスを試すもどうもダメ、手に合わない、ボタンのフィーリングが合わない等のダメダメダメが続き、ああこのまま放浪難民のままMicrosoft Wireless Laser Mouse 6000と暮らした幸せな日々をおかずに冷飯を食べる暮らしが続くんだろうなあと覚悟していたわけですが、ある日気づいてしまうのです。薬指と小指を置くところがあるマウスが自分にとって最強なのでは!
つまりIKARIですよ、SteelSeries Ikari Optical でしたっけ?こいつは買ったことないのですがまあこういう形状を選べばもしくは幸せに暮らせるのかもしれない。
そこで見つけたのがMIONIX Naos7000でした。ちょうど日本で出回り始めた頃だったようで微妙に入手が難しかったような記憶もありますが、こいつに手をおいてみるとおお!Microsoft Wireless Laser Mouse 6000ほどではないが良いぞこの感じ!亡き妻に未練を感じつつも新たな伴侶を得て人生第二の幕開けを予感したわけでございます。
有線なので電波干渉でイライラする事もないですし無駄に機能盛り盛りなので今日は内蔵LEDをオレンジにして使っちゃうゾ!なんてウッキウキでしたが、やはりありました弱点が。
センサーのチューニングに力入ってそうな割にトラッキング性能が微妙な時があったり、やっぱり外装のコートが剥がれてボロボロで汚らしくなってしまったりと。前者のトラッキングについては多分リフトディスタンスの設定をほぼ最下限にしていたのでセンサーの読み取り性能をナーフしてしまっていたような気がしますが、外装ハゲはちょっとなぁ。あと樹脂パーツの境目に手垢が入り込むので清掃してあげたいけど分解するにもネジがすべてマウスソールの下にあるためソールを引っ剥がしてやらないとならないわけですけど、こいつを再利用しようとするとこじった時についた微妙な変形がフィーリングに不快な影響をもたらすわけでして、交換用のソールも売っているんですが割と入手難だったりで、そうだよなぁ美人で可愛い妻を娶ったけど全てが完璧なんて世の中ないんだよなあと悟りを得たりしたわけでございます。
そんな不満を抱きつつもNaos7000→Naos8200→Naos7000と使い続け、途中からは外装ハゲについてはいつの間にか改善されたのかハゲなくなり無駄にリフトディスタンスを下げ過ぎなければトラッキング性能も十分だしと現在は4代目Naos Proが私の横で可愛らしくご主人の操作を待っているそんな状況でございます。
でもやっぱり組み立てネジはソールの下で樹脂パーツの境目には手垢が入り込むのでそこはなんとかならないかなあ?と思いますし、あとちょっと背は低くしてくれたほうが日本人向けかなとも思いますね。

昔々今よりもネトゲに費やす時間が多かった時期がありまして、特にROなんぞでマウスでポチポチクリックしまくってマイクロスイッチをすぐヘタらせることが特技ですとも言えるような頃はよく手首が腱鞘炎になって困り果てていたものでした。
もちろんネトゲ何ぞすっぱりやめてしまえばそんな悩みもなくなるわけですが、ネトゲ内部での人との交わりやゲーム自体の魅力を早々簡単に放棄できるわけもなく「そうだ、手に合うマウス探せば良いんじゃね」という思考に至るわけでございます。
当時はクソ怪しい中古PC販売店に勤務していたこともあり、下取りや廃棄依頼でじゃんじゃか古いPCに付属してマウスが会社へ持ち込まれるわけですが、会社も興味があるのは整備して中古として販売できるPC本体でマウスやキーボードはゴミ扱いでしたので、一言これもらっていきますね?といえば大抵の品物は譲ってもらえるような環境だったこともあり、おっこれいいじゃないか!と思うものは片っ端から持ち帰っては一人マウス品評会を重ねた結果、お眼鏡に合うマウスは一つも出てきませんでした。
そりゃそうですよ持ち込まれるのは大抵業務用のPCなわけですからそれに付属しているマウスなんてミツミのECM-S5001系のOEMか、それを中華がパクったんじゃね?って言うような出どころの怪しいものだとか、マイクロソフトのエクスプローラー系の古いやつだとかと、いわゆるエルゴノミクス的なモノは皆無で年に一品程度、形状は素晴らしいかもしれないけど外装はボロボロかテッカテカになるまで使い込まれた歴史を感じさせるやつしかないわけです。
え?じゃあなんでお前そんなダメそうなマウスを片っ端から貰って帰っていたのかってツッコミもあるかと思いますけれども、それはアレですよ万に一つ手に馴染む奇跡を信じて可能性はゼロではない!無限だ!なんていつもマウスを持ち帰る変な人と思っていただろう同僚に言い訳をしていたような記憶もあったりしますね。
そんなこんなで時折訪れる腱鞘炎と戦いながらネトゲに勤しんでいたのですが、ある日近所の量販店で見つけたマウスに衝撃を覚えたのであります。そいつの名は「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000」
いや似たような名前でいくつか種類があるんですよ、たしかMicrosoft Wireless Laser Mouse 7000は充電ステーション付属で電池室にバルクな黄緑の充電池がはいっていたやつで最初に買ったのはたしかこっち。後続でV2.0が出てそちらは充電ステーションの無いMicrosoft Wireless Laser Mouse 6000を購入。こちらは普通に電池を取り替えて使うタイプでしたが形状は一緒。更に後続の製品が出たもののそれはマウス自体の形状が変わってしまって萎えたので買わずじまいでしたね。この7000及び6000に手を載せた時のハマり具合が絶妙でゲームの起動なんか忘れていつまでも無駄にマウス操作をしたくなるくらいの感動を覚えたものですが、最強の握り心地もちゃんと弱点もあるものでして、まずはMicrosoft Wireless Laser Mouse 7000の充電ステーション、これはホントだめでした。マウスの自重で充電端子と接触するのですけれども、こいつの接触があまりにもお粗末で一日使い終わってステーションにセットして寝て起きてみると充電がなされておらず、仕方なく内蔵の充電池と普通の単4電池を取り替えて使ってみるも電池の消耗が結構激しいもので月2回は電池を取り替える羽目になり、充電ステーションでの充電運用に戻してセットした上から重しを載せてとか、ニッケル水素電池だからエネループでもいいんじゃね?ってことでエネループの単4充電器セットまで購入して電池をローテして使ってみたりとまずバッテリー問題には相当泣かされましたね。また古き時代のワイヤレスあるある2.4GHz帯の無線LANと干渉しているのかカーソル動かねぇぇぇぇぇ!!!が起きたり、外装のコーティングが割と貧弱なため開封後2年経たずにボロボロと剥がれ落ちてきて見た目が非常に汚らしかったため外装を#1000の紙やすりでやすったりと涙ぐましい努力をしながら使い続け、気づけば同形状のマウスが手元に3台まで増えて、もう一生をこいつと添い遂げるんだくらいの覚悟があったのですが、やはりモノは使えば消耗しますし、先に挙げた弱点も相まってそれからまた数年後には自分に合うマウスを探す難民となっていたのでした。
今でも手元にあるMicrosoft Wireless Laser Mouse 6000を握ってみるとあーこれこれこれなんだよこれぞ最強の握り心地だぜと思う反面、重量や形状的にはゲームには向かないような気もするけどやっぱり握り心地が良いからこれでゲームしたら快適なんだよなあ、中身HackしてUSB有線マウスに改造できねえかなあ?なんて思い悶々してしまいますね。
それはさておき難民となった私は新たな新天地を探すわけですが、エルゴノミクスだのゲーミングだのいろいろなマウスを試すもどうもダメ、手に合わない、ボタンのフィーリングが合わない等のダメダメダメが続き、ああこのまま放浪難民のままMicrosoft Wireless Laser Mouse 6000と暮らした幸せな日々をおかずに冷飯を食べる暮らしが続くんだろうなあと覚悟していたわけですが、ある日気づいてしまうのです。薬指と小指を置くところがあるマウスが自分にとって最強なのでは!
つまりIKARIですよ、SteelSeries Ikari Optical でしたっけ?こいつは買ったことないのですがまあこういう形状を選べばもしくは幸せに暮らせるのかもしれない。
そこで見つけたのがMIONIX Naos7000でした。ちょうど日本で出回り始めた頃だったようで微妙に入手が難しかったような記憶もありますが、こいつに手をおいてみるとおお!Microsoft Wireless Laser Mouse 6000ほどではないが良いぞこの感じ!亡き妻に未練を感じつつも新たな伴侶を得て人生第二の幕開けを予感したわけでございます。
有線なので電波干渉でイライラする事もないですし無駄に機能盛り盛りなので今日は内蔵LEDをオレンジにして使っちゃうゾ!なんてウッキウキでしたが、やはりありました弱点が。
センサーのチューニングに力入ってそうな割にトラッキング性能が微妙な時があったり、やっぱり外装のコートが剥がれてボロボロで汚らしくなってしまったりと。前者のトラッキングについては多分リフトディスタンスの設定をほぼ最下限にしていたのでセンサーの読み取り性能をナーフしてしまっていたような気がしますが、外装ハゲはちょっとなぁ。あと樹脂パーツの境目に手垢が入り込むので清掃してあげたいけど分解するにもネジがすべてマウスソールの下にあるためソールを引っ剥がしてやらないとならないわけですけど、こいつを再利用しようとするとこじった時についた微妙な変形がフィーリングに不快な影響をもたらすわけでして、交換用のソールも売っているんですが割と入手難だったりで、そうだよなぁ美人で可愛い妻を娶ったけど全てが完璧なんて世の中ないんだよなあと悟りを得たりしたわけでございます。
そんな不満を抱きつつもNaos7000→Naos8200→Naos7000と使い続け、途中からは外装ハゲについてはいつの間にか改善されたのかハゲなくなり無駄にリフトディスタンスを下げ過ぎなければトラッキング性能も十分だしと現在は4代目Naos Proが私の横で可愛らしくご主人の操作を待っているそんな状況でございます。
でもやっぱり組み立てネジはソールの下で樹脂パーツの境目には手垢が入り込むのでそこはなんとかならないかなあ?と思いますし、あとちょっと背は低くしてくれたほうが日本人向けかなとも思いますね。

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