エツキサイトーチカ群

前回の不時着場を先に進み、海岸まで出ると
数個のトーチカを目にすることができます。
この付近はエツキサイという地名でアイヌ語が語源なのでしょうが
意味はよく分かりません。
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海岸との交点までくると崖から落ちそうなトーチカが迎えてくれます。

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南側にも砂に埋もれたトーチカがあります。
ちょうどサケ釣りシーズンでしたので、
ぽつぽつと竿を出している人がおられました。

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このトーチカも崖の上にあったものが、海岸線の浸食で
このように砂に埋もれてしまったものと思います。

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ギリギリ入口が口を開けています。

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波に削られた肌からは大きな砂利がゴロゴロ入っていることが伺えます。
こんなに大きな砂利がたくさん入っていると、砲弾や爆弾で簡単に破壊されてしまうでしょう。
写真ではわかりにくいですが、鉄筋も入ってなさそうに見えます。
小銃の弾を防ぐのが精一杯だったのではないでしょうか?
とにかく急造で粗雑な造りであることは間違いなさそうです。

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埋もれたトーチカから北を見ると、最初に見たトーチカのほかにもう一個あることがわかります。

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最初に出迎えてくれたトーチカは、ぎりぎりのところで崖の上にあります。
この先、波による浸食が進めば砂浜へ落ちてしまうでしょう。

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こちらはすでに崖から落ちてしまったトーチカ。

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ゆくゆくはこれも砂に埋まるか、波で削られ姿を見ることはできなくなりそうです。
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